会社概要

COMPANY OVERVIEW

ごあいさつ

石灰石は、わが国で自給可能な数少ない鉱物資源であり、セメント、コンクリート、鉄鋼、化学など様々な産業分野で使用されており、将来にわたっても有望かつ重要な資源であります。

当社は住友大阪セメント株式会社の石灰石採掘事業を継承し、2003年に設立されました。

近畿地区有数の豊富な鉱量を誇る石灰石鉱山であります滋賀県の伊吹鉱山ならびに多賀鉱山で採掘しました良質な石灰石を、鉄鋼化学用石灰石やコンクリート用骨材(砕石、砕砂)および道路用路盤材等として販売しております。
とくに伊吹品は多岐にわたる製品銘柄、JIS取得による安定した品質を兼ね備え、需要家様各位より高い評価を得ております。
また伊吹鉱山におきましては、自然環境保護ならびに景観重視の観点から採掘跡地の緑化に長年努めてきており、引き続き地元との共存共栄をはかりながら石灰石採掘事業に取り組んでまいる所存です。

下記の経営理念にも掲げておりますとおり、石灰石製品供給の事業活動を通じまして、人々の暮らしや社会環境の向上に貢献するとともに、地域社会と調和したNo.1資源企業を目指すべく、社員一同努力研鑽を重ねてまいります。

尚一層のご指導、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役   戎井 昌彦

経営理念

わたしたちは石灰石資源の有効活用を通じて、人々の暮らしや社会環境の向上に貢献し、地域とともに発展するNo.1資源企業を目指します。

行動指針

01 お客様のニーズ、信頼にこたえる製品・サービスを提供します。
02 環境に配慮し、安全できれいな鉱山・プラントを目指します。
03 創意工夫や改善、変革に努め、目標に向けチャレンジを続けます。
04 個々の力を結集し、活力あふれる職場を実現します。
05 社会規範やルールを順守し、誠実に節度をもって行動します。

会社概要

社名 滋賀鉱産株式会社
事業内容 石灰石その他の鉱物及び土石の採掘、加工並びに販売
建設資材の性質に関する試験、評価及び品質管理
その他(土木建築工事業、造園・緑化工事業、エンジニアリング業務)
本社事務所 〒521-0314MAP
滋賀県米原市春照200
TEL 0749-58-1218(代表)
FAX 0749-58-1216
事業開始 2003年4月1日
資本金 4,000万円
従業員数 56名(2024年4月現在)
役員 代表取締役 戎井 昌彦

沿革

事業拠点

本社営業部

事務所全景
滋賀鉱産の本社事務所は伊吹山の麓、砕石・砕砂プラントの隣に位置しております。

伊吹鉱山概要

伊吹鉱山全景
伊吹鉱山は滋賀県北部にある伊吹山(1,377m)の南西斜面に位置し、石灰石を採掘する鉱山です。

伊吹鉱山の沿革

1951年 6月 大阪セメント株式会社伊吹工場の原石山として開発工事に着手
1971年 3月 大阪セメント株式会社伊吹工場の原石山として開発工事に着手
1989年 3月 砕石2005のJIS取得
1994年 10月 合併により住友大阪セメント株式会社伊吹鉱山に名称変更
2003年 4月 伊吹工場休止に伴い、滋賀鉱産株式会社発足
2004年 6月 石灰石鉱業協会 最優秀功績賞受賞
2004年 6月 石灰石鉱業協会 最優秀功績賞受賞
2004年 10月 彦根鉱産株式会社を吸収合併、多賀営業部を新設、砕石砕砂の品質試験開始
2006年 8月 砕石(2005・2015・1505)新JIS移行&砕砂JIS取得

上部採掘場

採掘場は、上部及び下部採掘場に分かれますが、
1983年8月よりほぼ全量を上部採掘場より出鉱しております。

採掘はベンチカット採掘法を採用し、現在930mLより900mLまでを採掘範囲としております。

ベンチ高さは10mで、各ベンチで発破により起砕した鉱石は、ショベル&ダンプ工法により300mmのグリズリーバーを通し、第2立坑に投入しています。

上部採掘場1

上部採掘場1

上部採掘場2

上部採掘場1

上部採掘場3

上部採掘場1

高品位鉱プラント

高品位鉱プラント

砕石・砕砂プラント

砕石・砕砂プラント
伊吹鉱山は滋賀県北部にある伊吹山(1,377m)の南西斜面に位置し、石灰石を採掘する鉱山です。

鉱山~プラント間2.7kmをベルトコンベアで直結し、送鉱しています。
鉱山及びプラント設備全体を砕石・砕砂プラントの中央操作室で集中管理しております。
砕砂プラントは湿式です。お客様のニーズに合わせ微粒分を再添加することで、品質を向上させております。
また、砕砂は屋内保管を行う事で、最適な水分量へ調整し出荷しております。

ロッドミル

ロッドミル

砕砂貯蔵場所

砕砂貯蔵場所

フィルタープレス

フィルタープレス

多賀鉱山概要

多賀鉱山全景
多賀鉱山は鈴鹿山脈の北側に位置し、石灰石を採掘する鉱山です。

多賀鉱山の沿革

1959年 1月 東亜セメント株式会社多賀石灰鉱山として開発に着手
1966年 4月 住友セメント株式会社多賀鉱山に名称変更
1994年 10月 合併により住友大阪セメント株式会社多賀鉱山に名称変更
1996年 2月 彦根工場閉鎖に伴いセメント原料生産および送鉱終了
1996年 4月 彦根工場所管から伊吹工場滋賀鉱業所所管となる
2003年 4月 滋賀鉱産株式会社多賀鉱山に名称変更

原石採掘場

多賀鉱山全景

多賀鉱山全景

積込みの様子

積込みの様子

四手事務所

四手事務所

多賀のアケボノゾウ

1993年四手貯鉱場の造成工事中に、現場作業員が古琵琶湖層の粘土の中から大きな動物の骨らしきものを発見しました。
そこで造成工事を中断し、地元の化石研究家や多賀町教育委員会と共に約2ヶ月間かけて発掘したところ、全身の約8割が揃っている日本で最も原型に近いアケボノゾウ1頭分の化石が発掘されました。
より詳しい経緯はあけぼのパーク多賀で知ることができます。